馬の毛色の種類Part2
こんにちは、中吉です。前回に引き続き、馬の毛色を紹介していきたいと思います。
河原毛 Buckskin
河原毛(かわらげ)は、明るい亜麻色に、黒い長毛と四肢を持つ馬。モンゴルに生息する野生の馬、モウコノウマもこんな感じの色。
薄墨毛 Dun
薄墨毛(うすずみげ)は、灰褐色の体に黒い長毛と四肢を持っている。河原毛とは見分けが難しい。
葦毛 Grey
葦毛(あしげ)は、灰色の毛を持つ馬。生まれてから年を取るまでに毛の色が白っぽく変化する。
このように灰色の馬から、
年老いて真っ白になった馬も葦毛。白い葦毛は、後述の白毛や佐目毛と勘違いされがち。
粕毛 Roan
粕毛(かすげ)の馬は、鹿毛や栗毛などの原毛色に、白い毛が混ざって灰色に見える馬。
この馬は、原毛色が鹿毛の鹿粕毛(Bay roan)。顔をみると元の色がわかりやすい。
斑毛 Pinto
斑毛(ぶちげ)は、大きな白い斑を持っている馬。これも原毛色によって呼び名は変わる。
これは原毛色が栗毛の栗斑毛。牛みたいでかわいいです。
佐目毛 Cremello
佐目毛(さめげ)は、白に近い乳白色の毛に、青やピンクの目を持つ馬。葦毛と違って、生まれたときから白い。非常に珍しい毛色。
白毛 White
白毛(しろげ)は、全身真っ白の馬。佐目毛よりも白い。これも葦毛と違い、生まれた時から真っ白。
これで以上です。いかがでしたか?思ったよりいろんなバリエーションがあったかと思います。個人的には灰色の葦毛が一番かっこよくて好きですね。ではまた!